非可食の植物から精製した植物油使用の革製品メンテナンス剤

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植物由来・天然由来の製品が多く販売されていますが、その原料のひとつであるパーム油は、単位面積当たりの生産量が大豆の10倍と言われています。植物であるパーム油を原料に生産していると聞くと環境や人の体にも優しいだろうと考えます。

パーム油の生産が盛んなボルネオ島では、熱帯雨林の森を焼いてパーム油の原料となるアブラヤシの畑に変えています。しかし大量の二酸化炭素を酸素に変えてくれる熱帯雨林をそのままにしていた方が、地球規模で考えれば環境的には良いのかもしれません。また生態系への影響も大きく、オランウータンやテナガザルなどの生息域を減少させています。その他にも、熱帯雨林をアブラヤシの畑に変えることで泥炭(ピート)でできた土地が乾燥し、森林火災の原因にもなっています。

一度アブラヤシの畑にした土地を熱帯雨林に戻すには、気の遠くなるような時間と労力が必要です。本当に環境にやさしい製品を考えることで私たちにも微力ながらできることがあるのではないでしょうか。

目次

  1. 植物油使用の人にも地球にも優しいメンテナンス剤
  2. 定期的に塗るだけで革製品が長持ち!
  3. 目立つ汚れには『レザークリーナー』で下処理を
  4. 『レザークリーナー』『メンテナンスクリーム』の使用方法
  5. まとめ

1.植物油使用の人にも地球にも優しい皮革メンテナンス剤


レザーペイント革職人シリーズの 『レザークリーナー』『メンテナンスクリーム』は 人と地球にやさしい水性です。原料には非可食の植物(”食べられない”もしくは”食べられるけど好んで食べずに廃棄している”植物)から精製した高純度の植物油を使用しています。”非可食の植物”は、廃棄するための移動にエネルギーを使い二酸化炭素を発生させ、焼却すればさらに二酸化炭素を発生させます。原料に非可食の植物から精製した高純度の植物油を使用している『レザークリーナー』『メンテナンスクリーム』は、循環型社会の構築にも一役買っています。


2.定期的に塗るだけで革製品が長持ち!

レザーペイント革職人シリーズの『メンテナンスクリーム』は、植物オイルを主成分とする皮革製品専用のメンテナンス剤です。『メンテナンスクリーム』 に含まれる植物油成分が革製品に潤いを与え、天然皮革ならではの自然な触感を蘇らせます。また油成分が汚れの付着をブロックすると同時に、「ちょっとした汚れ」であれば界面活性剤の働きによりクリーナーを使用しなくとも落とすことができます。

3.目立つ汚れには『レザークリーナー』で下処理を

汚れが目立つ革製品にはレザーペイント革職人シリーズの『レザークリーナー』で手あかや汚れを落としてから『メンテナンスクリーム』を使用すると更にきれいに仕上がります。


4.『レザークリーナー』『メンテナンスクリーム』の使用方法

汚れが酷い革製品:ステップ1からステップ4の工程を行ってください。
汚れていない又は汚れが軽い革製品:ステップ3とステップ4の工程を行ってください。


【 ステップ1 】
『レザークリーナー』を清潔な白い布に浸み込ませて汚れた部分を軽く擦る様に拭き上げます。
(注意)液剤が浸み込んでいない部分で擦ると、革製品を傷つける場合があります。

【 ステップ2 】
固く絞った布で水拭きし、しっかりと乾かします。
汚れが落ちない場合はステップ1から2の工程を繰り返してください。

【 ステップ3 】
『メンテナンスクリーム』を清潔な白い布に浸み込ませ、革製品にまんべんなく塗り広げてください。
塗り過ぎた部分は清潔な白い布で拭き取ります。

【 ステップ4 】
塗装面をしっかりと乾かして完成です。

※革製品は天然素材で個体差が大きく、状態によっては塗膜が侵される場合があります。必ず目立たないところで試してから使用してください。 清潔な白い布に『レザークリーナー』または『メンテナンスクリーム』を付け、革製品の目立たないところを擦ります。白い布に色が付いたら革製品の塗膜が侵されているので製品の使用を中止してください。


5.まとめ

愛用の革製品を大切に長く使いたいけれどお手入れの方法がわからない…
そんな時には、定期的に塗るだけで簡単に革製品のお手入れができる便利な『メンテナンスクリーム』で愛用の革製品をセルフメンテナンスしてみませんか。

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