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革製品の補修をマスターしよう! 革製品を補修するには? Part-1 「塗料選び編」

愛用している革製品を長く使いたい。補修してキレイにしたい。でも、革製品は手入れが大変で、高級品という...

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革製品の補修をマスターしよう! 革製品を補修するには? Part-1 「塗料選び編」

愛用している革製品を長く使いたい。補修してキレイにしたい。でも、革製品は手入れが大変で、高級品というイメージがあり、具体的にどんな塗料や道具、塗装など何を準備し用意したらいいのかよく分からないという方もいらっしゃるかと思います。そして自分たちできちんと最後まで補修できるのか不安という方も多いのではないでしょうか。

塗装のポイントをしっかりおさえれば「Leather Paint 革職人」を使って誰でも簡単に革製品を補修することができます。

そこで今回、Part-1として革製品の補修を成功させる為の塗料選びのポイントを具体的に紹介します。これから革製品を補修してみようと考えている初心者の方には、ぜひこの記事を参考しながら実践して、お気に入りの革製品をもっと長く愛用いただければと思います。

1.革製品の補修のポイントは?

革製品の補修でのカギは、”塗装する前”の段階にあります。その中において補修素材の状態を確認するポイントを簡単にまとめましたので、まずはこれを念頭に置いてから、実際の準備に移っていきましょう。

【ポイント1】補修素材の状態を見分ける
まず革製品の素材表示を確認しましょう。一般的に本革は合成皮革よりも補修液の吸い込みが多いので注意しましょう。そのほかの方法として、水を垂らして吸い込みを見る方法があります。吸い込まないものは、補修液が上手く付かない場合があります。このため、補修液をご使用される際は補修する革製品の一部分で必ずテストをしてからご使用下さい。 尚、毛皮のような素材にはご使用できませんのでご注意下さい。

補修前の鞄イメージ

【ポイント2】革製品の汚れを落とす
補修する革製品が汚れていると塗料がくっつかなかったり、キレイに仕上がらないことがありますので革製品用クリーナーなどでしっかりと汚れを落としましょう。

おすすめクリーナー⇒ 革職人レザークリーナー


【ポイント3】プロしか知らない裏ワザ

革製品にカビが生えてしまった場合は事前にドラッグストア等で市販されている逆性石けん(水で100~200倍で希釈してから使用)でカビを除去して下さい。ただし皮革製品に付着した場合は変質させたり、染色した布地は色落ちすることがありますので注意が必要です。

逆性石けんとは 
「逆性石けん」は石けんという名称ですが、日常使用している汚れを落とす石けんや洗剤とは異なるものです。
 逆性石鹸には”細菌を破壊する作用”があります。

逆性石けん使用時の注意事項
・ゴム手袋を着用する(原液が皮膚に付くと、炎症を起こす場合があるので、必ずゴム手袋を着用しましょう。)
・必ず水で薄めて使う
・用法、用量、保管、使用上の注意をよく読み守る


2.革製品の傷や擦れの状態、用途や仕上がりで塗装方法を選ぶ

革製品のイメージ

1.傷や擦れの状態による塗装方法
浅い傷、擦れなどの傷は、塗膜をつけてしまうと塗った箇所が目立ってしまうので、塗料を塗った後ふき取るように馴染ませるとキレイに仕上がります。深い傷は、少し塗料を多めに塗り、何度か塗ってふき取る作業を繰り返すと傷が埋まり、キレイに仕上がります。

2.用途や仕上げでの塗装方法
革製品には、靴やカバン、レザージャケットのような衣料など様々な製品があります。それぞれ質感や塗膜の厚さ、薄さなどが変わりますので用途に合わせた塗装方法を実践ください。

【例】
①靴(紳士革靴やパンプス)
靴などの履物は屋外で使用しますので、しっかりとした塗膜がついていますので、塗膜をつけるように革職人を塗ってふき取る作業を2~3回ほど繰り返して塗膜をつけることをおすすめします。

②カバン(ソフトな袋物など)やレザージャケットなどの柔らかい革は風合いを損ねないために革職人を薄く塗ってふき取る作業を1~2回繰り返すとキレイに仕上がります。


3.革製品の補修専用塗料を選ぶ

革製品に使われている塗料は特殊なもので、ホームセンターなどで売っている木工用塗料などとは全くの別物です。革製品を補修する場合は革製品専用の塗料を使用しましょう。


4.簡単で使いやすいものを選ぶ ⇒ 安全性&取り扱いが手軽なMOEGUの「Leather Paint 革職人」

革職人『水性皮革用補修液』は8色のカラー+2タイプのクリアーを取り揃えており、あえて薄く色付けしていますので近い色を選ぶだけで色合わせ等の必要はありません。また、一度に濃く色が付いてしまう恐れが無いので、これから革製品の補修をやってみようと思う初心者の方でも失敗しにくい補修液です。

レザーペイント革職人 皮革用水性補修液のカラー見本

皮は自然素材なので個体差が大きく、色や質感などが大きく異なります。様々な革製品に対応できるよう、薄づきタイプに配合しました。補修液を塗り重ねることで色味が濃くなります。また複数色を混ぜ合わせてご使用いただくことも可能です。塗装する革製品の状態を見ながら作業ができるので、失敗しにくくきれいに仕上がります。

(※上図のカラーは濃色のイメージ見本です。実カラーは半透明となります。)

Leather Paint 革職人紹介ページへ


レザーペイント革職人は水性塗料です。主な成分に水を使っていて、乾燥の際には水が蒸発します。一般的な油性塗料と比べてほとんど臭いがしないので、女性やお子様にも安心してご使用いただけます。また、刷毛付き容器なので別途刷毛や塗料を移すカップも不要。塗料をふき取る際に使用する布等があれば、購入してすぐご使用いただけます。手間がかかる刷毛やカップの洗浄といった後かたずけも無いので楽ちんです。

水性塗料というと水に弱いというイメージをもたれる方もいらっしゃいますが、レザーペイント革職人は水に強い材料を使用していますので、一度乾燥すれば水に強い強固な塗膜になります。これから革製品の補修をはじめてみようと考えている方や初心者の方も、まずは水性塗料を使うのがおすすめです。


5.簡単でキレイに塗装できる塗料を使うことで、初心者でも手軽に補修できる。

革製品の補修は、ポイントをおさえて行えば初心者の方でも失敗しないでキレイに仕上げることができます。
ポイントなのは、

・どんな革なのか見分けること
・塗装前に革の汚れを落とすこと
・傷や擦れの状態にあわせた塗装方法を選ぶこと
・革製品補修用の専用塗料を選ぶこと
・簡単で使いやすく、安全性なものを選ぶこと
という点です。

Part-2では、実際の塗装の流れを解説していきますので、そちらもご覧ください。



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