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木材塗装をマスターしよう!屋外にある木材を塗装するには? Part-1 「塗料選び編」

木材でウッドデッキやフェンス、ラティス、ベンチなどを自分又は家族で塗装してみたい…せっかくならDIY...

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木材塗装をマスターしよう!屋外にある木材を塗装するには? Part-1 「塗料選び編」

木材でウッドデッキやフェンス、ラティス、ベンチなどを自分又は家族で塗装してみたい…
せっかくならDIYを楽しく作りたい…

具体的にどんな塗料や道具、塗装など何を準備し用意したらいいのかよく分からないという方もいらっしゃるかと思います。
そして自分たちできちんと最後まで塗装できるのか不安という方も多いのではないでしょうか。
木材は日曜大工などでもよく使われるため、DIY塗装用の塗料や道具など、たくさんの種類の材料が販売されており、初心者にも扱いやすいです。
ポイントをしっかりおさえれば、誰でも楽しく塗装することができます。

そこで今回、「Part-1」として木材塗装を成功させる為の塗料選びのポイントを具体的に紹介します。
塗料選びについて解説していきますので、DIY初心者の方も安心してご覧いただけます。
ぜひこの記事を参考しながら実践して、DIY塗装を楽しんでみてください。

 

1.屋外の木材塗装する塗料選びのポイントは?

木材塗装でのカギは、”塗る前”の段階にあります。
塗料選びのポイントを簡単にまとめましたので、まずはこれを念頭に置いてから、実際の準備に移っていきましょう。

木材塗装をするときに最も重要なのは、使用用途、目的ににあった塗料を選ぶことです。一口に木材用の塗料といっても、様々な種類、機能のものがあるからです。用途、目的に合った塗料でないと、せっかく塗ってもすぐに傷や染み、剝がれが生じる原因となります。屋外であれば、水や紫外線に強いタイプの塗料を選ぶ必要があります。木材保護(着色)塗料は、屋外の木材製品を長く持たせることが可能です。塗料に含まれる防腐・防虫・防カビなどの薬剤や撥水剤の効果で、腐朽菌やカビの発生、害虫などの被害を防いで保護してくれます。新たな木材製品に塗装するのか、それとも塗り替えるのか、また塗ったあとの見た目も塗料によって異なるので、どんな仕上がりを希望するかも、塗料を買う前にしっかりイメージしておくことが大切です。


ラティスイメージ

安全性の取り扱いの手軽さなら「水性塗料」をお勧めします。水を主成分とする水性塗料は溶剤などのイヤな臭いがなく、有害物質も少ないので、安全性にこだわりたい方におすすめです。塗装しやすく、また使用後の刷毛や道具の洗いに有機溶剤を使わずにすむため、片付けが簡単です。


2.どのような仕上りにするかで塗料を選ぶ

仕上り感によって3種類の塗料のタイプを選ぶ事が出来ます。

①木目を生かした色が薄い仕上げ(浸透性タイプ)
木目を綺麗に生かした仕上げ(木の風合いを表現)なら、「浸透性タイプ」の塗料がおすすめです。ステイン仕上げと呼ばれ、木材製品の塗装として定番であり、人気があります。塗料が木材に浸透して、内側から害虫やカビによる被害、腐敗などを防いでくれる効果などを発揮してくれます。
ただし、耐久性は造膜性タイプ、半造膜性タイプより劣るため、1~3年を目途に塗り替え(メンテンス)が必要となります。

木目を綺麗に生かした仕上げなら浸透性タイプ
 おすすめ塗料⇒『ウッドデッキ・ステイン』

浸透性タイプの塗装画像



②木目が見えなくなる様な色の濃い仕上げ(造膜性タイプ)
いわゆる「ペンキ」と呼ばれるタイプで、木材の表面に塗膜を作ることで水をはじき、水の侵入を防ぐのが特徴です。木目が隠れて見えなく(木の風合いがなく)なってしまいますが、経年で劣化した木材が綺麗に蘇ります。塗料の種類によっては耐久性を高めることもでき、メンテナンスを行う期間を長いスパンに保つことも可能です。造膜性タイプの一番のメリットは耐久性・撥水性に優れているという部分なので、耐久性をより長く保つことができる塗料を選択すると良いでしょう。

造膜性タイプの塗装画像

ただし、経年劣化で塗膜にひび割れが生じると、その部分から水が侵入し腐食が進行してしまい、塗膜剝がれが生じます。その様になった状態での塗り替えは、仕上がり性及び耐久性に影響を及ぼすことから旧塗膜を削り落とさなければならないのが難点です。3~5年を目途に塗り替えが必要となります。

クラックイメージ


③木目を隠さず色が濃い仕上げ(半造膜性タイプ)
木材の呼吸を妨げずに長持ちさせるなら「半造膜性タイプ」です。半造膜性タイプの塗料は木材の呼吸を妨げずに塗膜で表面を覆うので傷がつき難くなります。経年劣化で古くなった木材の荒れやシミを隠すことができるので、傷みが激しいウッドデッキなどの塗り替えに最適です。木目は多少、目立たなく(隠れる)なってしまいますが、塗装の耐久性が強いのが特徴です。浸透性タイプと造膜性タイプの中間のような仕上がりになり3~5年を目途に塗り替えが必要です。
経年劣化で、造膜性タイプの様な塗膜のひび割れや塗膜剝がれがありません。塗り替えの時には、表面についたホコリやゴミ、藻やカビなど汚れを落とし下地処理をして、そのまま塗れます。

長持ちさせる、塗り替えするなら半造膜性タイプ
 おすすめ塗料⇒『ウッドデッキ・カラー』

半造膜性タイプの塗装画像



3.「屋外用」または「外部用」の木材保護(着色)塗料を選ぶ

ウッドデッキやラティスなど屋外の木材製品は、直射日光(紫外線・熱)や雨風にさらされたり、腐朽菌の発生による腐食やカビによる変色、害虫による被害に遭ったりして早く傷みがちです。大事な木材を長持ちさせるためには、木部に塗装できる屋外用塗料を利用するか、木材が害虫による被害や腐食を進み難くする防腐、防カビ、防虫の効果がある木材保護(着色)塗料を使用しましょう。

そもそも木材保護(着色)塗料は、むき出しになっている木材をカビや腐敗、害虫による被害を防ぐためのものです。ウッドデッキなどの木材製品を守るのに必要な防虫や防腐、防カビなどの機能があるか確認しましょう。特徴を知っておくと、木材でデッキやベンチなどの木材製品をDIY(塗装)する場合や、その後の塗り替え(メンテナンス)が問題なくスムーズになります。

ウッドデッキなどの塗り替える(メンテンスする)タイミングは一般的には3~5年です。定期的に塗り替えることにより木材が長持ちすると言われています。太陽光が強く当たる場所やよく触る手すりなどは特に劣化が早いので、環境条件によって1~2年で気になってくる場合もあります。

屋外用塗料一覧ページへ


4.使いやすいものを選ぶ = 安全性&取り扱いが手軽な「水性塗料」

水性塗料は主な成分に水を使っており、乾燥する際に水が揮発します。薄め液に水を使用するので、施工時に臭いが少ないので安心です。また、刷毛を洗うときも水でできるので手軽に扱うことができ、お子さまがいるご家庭や塗装に慣れない方におすすめです。
→水性塗料の特徴へ

水性塗料は水で薄めて使いますが、油性塗料は専用の薄め液(有機溶剤/シンナー)を使うため、臭いも出てしまうからです。
→水性塗料と油性塗料の違いへ

また、油性塗料は刷毛を洗う際も専用の薄め液や刷毛洗浄液が必要となるため、扱いに手間がかかります。DIY初心者の方は、まずは水性塗料を使うのがおすすめです。


水性塗料というと、水に弱いというイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、一度乾いてしまえば強固な塗膜となるので、雨や水で流れることはありません。(乾いている途中で雨が降ったりすると、雨だれや水溜まりの跡が残ることがあります。)ウッドデッキ・カラー ・ 木製品保護塗料 ・ ウッドデッキ・ステインは水性の木材保護(着色)塗料ですので安心してお使いいただけます。


5.耐候性の高いもの・防虫・防腐・防カビ効果!手軽に取り扱える

主に屋外で木材を長持ちさせる効果が高いものは、防虫・防カビ・防腐効果のある木材保護(着色)塗料です。雨や日光(紫外線・熱)が直接当たり、腐敗やシロアリなどの害虫といった木材の敵(害)が多い屋外において、それらの脅威から木材を保護してくれる耐久性が必要であり、安心安全で臭いが少なく、扱いやすい水性塗料をお勧めします。
 

6.まとめ

木材のDIY塗装におけるウッドデッキやフェンス、ラティス、ベンチなど木材製品を塗装する際の塗料選びは、ポイントをおさえて行えば初心者の方でも失敗しないで塗装を楽しむことができます。

塗料選びのポイントは、①使用用途、目的ににあった塗料を選ぶ、②「屋外用」の木材保護塗料を選ぶ、③安全性&扱いやすいものを選ぶという点です。

ただし、木材は自然素材なので、1回の塗装でずっと長持ちはしません。こまめな塗り替え(メンテンス)できれいに維持してあげてください。
そこで、おすすめしたい塗料は、造膜性タイプの塗料よりひび割れが少なく、浸透性タイプの塗料『ウッドデッキ・ステイン』よりも長持ちする『ウッドデッキ・カラー』(半造膜性タイプ)がおすすめですよ。

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